ACTIVITY KICの活動

QUALITY CONTROL

現地での取り組み

一般的なケース

カカオに限らず、一般的に農作物は上記の流れで私たち消費者に届いています。
ただ、これでは生産者から消費者までの間に何が起こっているか、誰が関わっているか、大変不透明です。
そこでKICは従来の仕組みではなく、直接お互いが見える形で繋ぐことにしました(完全トレーサビリティの実践)。

KICのスキーム

(1) 農家への栽培指導

より品質の良いカカオ豆を安心・安全にお届けするために、サプライチェーンの最も上流である「栽培」から、カカオ農家との協働をはじめました。
消費者が何を大切にし、何を求めているのか。そしてどうすれば付加価値を自分たちで創出することが出来るのか。これらのことを農家は知る術がありません。だからKICは栽培指導から行っています。
私たちが何を求めているのかを農家に明確に示せるよう「KICスタンダード7ヶ条」を制定しました。
これを満たせるよう農家に対して目標を設定し、高品質なカカオ豆を確保しつつ、わかりやすく価格を提示しています。

KICスタンダード7ヶ条

環境保全

1. アグロフォレストリー農法の実践

2. 無農薬・減農薬および有機栽培(化学肥料から有機栽培への移行中を含む)

安全性

3. 強制労働および児童労働なし

4. 作業における危険な用具の不使用

高品質

5. KICの始動による発酵コントロール

6. トレーサビリティ100%

7. KICおよび協業グループによる持続可能な農園管理指導

(2) KICでの集中発酵

私たちはKICの拠点に発酵前のカカオ豆を集め、発酵作業を行っています。
これは「農家の方に栽培に集中してもらうため」そして「発酵を一元管理することで良質なカカオ豆を作りつつ、地域に適した発酵ノウハウを蓄積していくため」です。

KICでの集中発酵

(3) 農家への発酵指導

やる気のある農家の方や、遠隔で発酵前のカカオ豆を買い付けに行くのが困難な地域の農家の方には、KICで蓄積した発酵方法を指導しています。

農家への発酵指導

こうした活動の成果として、KICで取り扱うカカオ豆は高い品質を保つことが出来ています。

-通常カカオ豆KICカカオ豆
品質管理 基準無し 独自のスタンダード7ヶ条
不純物 30%以上
30%以上
1%以下
1%以下
発酵状態
殆ど未発酵
  • 紫色
  • 酸味と渋みが強い
殆ど未発酵
過発酵
  • 黒色
  • スモーキーさが強い
過発酵
90%以上発酵
  • チョコレート色
  • ハスクから剥がしやすい
  • 豊かな香り
  • 酸味と苦みのバランスがとれている
90%以上発酵
乾燥環境 道路や地面に直接置く
道路や地面に直接置く
乾燥台を使用し、天日乾燥
乾燥台を使用し、天日乾燥

現地と日本をつなぐ取り組み

カカオ農園ツアー

消費者の方々に現地での取り組みをより深く知って頂きたいという想いで、2014年から毎年夏にカカオ農園ツアーを実施しています。
カカオ農園を訪れるだけではなく、インドネシア・スラウェシ島の魅力いっぱいのコンテンツで、毎年50名近くの方をお連れしています。

過去のツアー詳細はこちら